この度、お客様からの要望で披露宴のお料理を作りました。


最初の要望はケータリングでぐろっとの料理が出せないかという事でした

が 人数は、100人前!


ぐろっとの設備では物理的に不可能と、お客様に説明して諦めてもらおうと思いました。


しかしながら、どうしても ぐろっとの料理を招待したみんなに食べてもらいたい

との 有難い事を言って下さるので なんとか考えました。


お正月のおせち料理の様に重詰めにすれば、なんとか出来るという事で

作ってしまいました。


ぐろっと 祝い重

ぐろっと祝い重


三段重ねの21個です


人生においての晴れの日である結婚式の

料理を任されるという事は、とても名誉であると

同時に、責任もありますね。


なんせ 初めての事なんでだいぶ緊張しましたよ



壱の重壱の重

白虎海老の芝煮

和牛の葱巻き

鴨のつくね

京赤地鶏の紫揚げ

蛸の柔らか煮

鱧のピカタ

紅白唐墨

鮑の酒煮

汲み上げ湯葉と生雲丹の塩辛


弐の重弐の重

出し巻き玉子

モロッコ豆の胡麻和え

丸十レモン煮

鮎の昆布巻き

万願寺唐辛子とじゃこの炊いたん

生麩の博多煮

海老のカステラ

小芋の白煮

木の葉南瓜

天然真鯛の南蛮漬け

和風ローストビーフ


参の重参の重

太巻き(トロ 海老 胡瓜 卵)

煮穴子の棒鮨

焼鯖の鮨

酢漬け

蕪 胡瓜 赤玉葱



以上でした。


土曜日の営業終了後に仕込みを始め、日曜の営業終了後に仕上げ

と切り出し、重詰めという手順です。


すべて詰め終わって、水引を掛け終ると重詰め

  一つの仕事をやり終えた

なんともいえない達成感とホットした感じが

体の中を満たしていましたね。


新しい人生のスタートを切るお二人の記念日に寄り添うことができて光栄です。

搬入を手伝っていただいたご列席のご友人の皆さんありがとうございました。

新郎さん、ばっちり決まっていましたよ!

残念ながら新婦さんは拝見できませんでしたので、

よかったら写真でも見せてくださいね!

お二人の末永いお幸せを心よりお祈りいたします。


今度は、年末におせちを作ってみよう

と思っていますので

皆さん よろしくお願いいたします。